オープンソースの開発者は利を求めるべきか否か

ネット記事感想

OSS「faker.js」と「colors.js」の開発者、自身でライブラリを意図的に改ざん 「ただ働きはもうしない」

ITmedia NEWS より

これは Web 界隈の命題じゃなかろうか

Web がここまで広がったのは間違いなく無償利用できる土壌が存在したからだと思う

最初こそ知る人ぞ知る人たちの遊び場でもあったんだろうけどそれでも世界3大企業は Web がなきゃ今の地位も確立していない

その企業みたいにそうそうに有償化すればよかったろうけどそうしたらそうしたで今の Linux も FireFox も存在してなかったでしょうねと

それこそ Google の検索結果の先にあるのが有償サイトばかりだったなら好んで見に行く人たちなんて多くなかったでしょうし続かなかったでしょう

その代わり過去から今まで無償で対応した人はこの記事のマラック氏のように無償故の断念は発生していただろうことは想像に難くない

それだからこそこれからは NFT ですよ!

って声も出るでしょうがオープンソースを NFT してどうすんだって話ですからね

結局 Web の基盤を支える無償開発者たちがいないと成り立たないこの矛盾はずっと燻っていたと思いますが結局解決策は特に思い浮かばず、、、



と思ったけど無償の人たちがクラウドファウンディングしてくれればいいんだよと思ったけど好きで始めた人たちはそんなつもりないだろうな

そうするとオープンソース開発者専用のセーフティーネットを用意するのが現実的なんではなかろうか

ある一定上の成果

例えば記事中だとダウンロード回数を規定値超えた対象者のみにし

生活困窮した人からその基金からの受け取りを認める

でその基金はオープンソースを使用し且つ2年以上の利益を続けて出した企業や個人を対象としたところからの寄付を貯めさせる

問題なのは運営者が多く懐に入れることなのでその管理分配を行うシステムを無償開発者が作り上げてしまえばバグがない限り不正も横領も起きないぜ的な

我ながら安直な夢物語を語ったものだ、、、



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