教師の働き方改革を進めるだけだと部活動が消滅する危機に直面する

ネット記事感想

部活動消滅の危機「学校運営だとあと10年」で厳しい状況の訳

東洋経済オンラインより

これはここ数年議論の俎上にのぼっていますね

教師は公務員である以上

下手なことをしなければ解雇されることはありません

なので

実際には何も極力働かない教師も極一部存在しえます

ほんの一部の身分に胡座をかいた特殊事例は置いておくとして


話を戻しますと

大多数の教師は普段の業務とは別にプライベートな時間までも限りなく学校や生徒に費やしている実情は昔からあります

平日は昼過ぎまで授業を行い

夕方から夜にかけては部活動の顧問として付き添い時には生徒以上に熱意を持って向き合う

土日にも練習であったり試合での遠征であったり

何より顧問一人に対してまとめるべき生徒は数人から数十人なんてざらです

では空いた時間は何をするか

プライベートを満喫?

いえいえ

空いた時間は翌日や翌週の授業の準備だったり

担任をしていればクラスのまとめや生徒ごとの把握

それに教師によっては熱心にこまめな小テストを挟めばその小テストの採点

ちなみに顧問をしていて他校との交渉の必要があればその時間にも当てたりだとか

はてさてこれのどこに休みやプライベートがあるのだろうか

ここまで熱中して聖職者然に身を捧げる人たちがいるのも事実なのです

ブラックとの最大の違いにして唯一の救いは必ず給料が出ることでしょう

だからこそ続けられてしまう

続けられてしまうのが結果としてとりあえず成り立ってるからいいでしょの空気を壊すこともなく来てしまったんでしょうね


部活動の数が元から教師数より多いならともかく

基本はその学校の教師数と同じかほとんどが教師数よりも少ないはずです

先に書いた手を抜ける人はどこまで抜く人に比べてバカ正直に真面目すぎる人は貧乏くじを当たり前に引きにいきます

曰く

誰も部活顧問を受け持たなかったらその生徒たちが可哀想でしょうだったり

生徒が一心に打ち込む部活をなんとか継続させてあげたいだったり

善意の心は尊いことであるためもっと丁重に扱われるべきとも思いますがこのままではだめでしょうね


今後は部活動専門の非常勤を雇うのも視野に入れるなども大いにありだと思います

上記の記事の出だしに少しだけある「提言では今後の部活動運営を、地域団体など学校外の組織が行う可能性にも触れている」がまさにそれでしょう

これは世の中が副業歓迎する流れになると自然と僕が私がやってもいいんじゃないかって人たちも増えてくれそうですし

ただし

絶対的に気をつけないといけないのは今も事件がちらほら出てくる生徒への犯罪について

これはしっかりと目を光らせる仕組みは作っておかないとなりません

と言っても元々の正規教師陣でも起こしている問題なので

結果としては内部だろうが外部からの招聘者だろうが対応できる仕組みは作る必要あるでしょうね

未来の子どもたちにも部活動時間を確保してあげられる教育現場作りになって欲しいものです

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