新たに設置される「こども家庭庁」は子ども政策の一元化するのかしないのか

ネット記事感想

「こども家庭庁」設置法案 衆院委で可決

日テレ NEWS より

記事の出だしには「子ども政策を一元的に担う「こども家庭庁」を設置するための法案」と明確に書かれていますが

これに対し岸田総理大臣は「子供をめぐる課題は多岐にわたる中、すべて一元化するのは現実的なのか。それぞれの専門性をいかすことと連携のバランスが重要だ」と説明

とのことです

はてさて

これは記事を書いた人の文章力の話なのか

この記事を読んでる不肖の身の読解力が腐っているのか

なんだこれ


これは同記事中にある

「幼稚園やいじめ対策については引き続き、文部科学省が担当します。」の影響でしょうかね

それにしたって行政の長である方の回答がゆくゆくは一元化を見据えて各省庁との足並みを揃える形を考えています

辺りを答えないと大題目となる「子ども政策を一元的に担う」は無理ですと言っているようにしか感じないのですが

「すべて一元化するのは現実的なのか」と回答しちゃってたならそもそも案として練る時点で検討してだめそうですねって結論出して衆院すら可決しないようにしましょうよ

「縦割り行政の解消が目的」なんてできっこないと言いたいのか


ベネッセさんはその企業形態からもしっかりと着目しているから去年時点の情報をしっかりとまとめています

2023年度創設を目指す「こども家庭庁」とは? 3部門の基本方針で運営を一本化

ベネッセ教育情報サイトより

大題目は庁の中に3部門を打ち立てて子ども政策を推進することを目的としていますだったと

対象はそれぞれ

  • 成育部門
  • 支援部門
  • 企画立案・総合調整部門

で支援部門にはいじめ対策も入るはずだったのに変わらず文部科学省が受け持つと

結局は他の重要部分は元の場所に残ったままで子供の問題カスタマーサポートセンターになっちゃうだけってことはないだろうか



内閣官房のサイトにはどうするかの情報が残っています

そこの概要には今もしっかりといじめの文字は入っていましたが文部科学省の強烈な反対でもあったのか何かの柵なのか見事に削られてますね

こども政策の推進(こども家庭庁の設置等)

内閣官房 HP より

こども家庭庁設置法案・概要 (PDF)

内閣官房 HP より

ここからいじめ含めて削られちゃったことに拗ねちゃったかな

それかもう諦めたか

それで労力割く気がないから様子を見たいといつもの回答になっているのか

なんだかなあ

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