一概にこのパターンばかり真似すべきとは言えませんし言いません
ですけれども流行の先端などの形でばかり建てられる中に最新の技術を用いて当時の外観デザインを採用して建てるのも十分ありだと思いました
東洋経済オンラインより
外観はだいぶ昔のまま建て直してないのかと思われそうですが
これは2012年に初期のデザインを模す形に沿うように建て直されているんですね
この建て直されたビルの名称が駅と仲見世をかけた「EKIMISE(エキミセ)」と呼ぶようですが
これはこの駅の外観も見せつける意味の駅見せも入ってそうと勝手に推測します
こういうのは近代の文化的な集積をした都市部にある一つの宝でしょと思っています
もちろん
江戸時代からあるいはそれよりも更に昔の建物を多く残している地域もそれはそれで魅力でしょう
ですが
そういう地域には近代の建物を取り込まなかったというデメリットを抱えたわけです
そういった地域ができないことを行った地域にだけもたらされるメリットでもあるかなと
デザインとしては古いと思われるでしょうが昭和平成合わせるともう100年は経ったわけですから
古いデザインと言われるのはこれからの世代にとっては新しいんです
江戸時代から続く日本の伝統的な建物は珍しいからどこも残しますが
近代文化で作られた建物は消耗品の如く姿を消していくだけなのである意味幻の時代の建造物になるんですよね
大前提としては現代の建築基準に沿う技術を盛り込んだ上で建てることなので
デメリットとしてはすぐ思いつくのは恐らく費用の加算でしょうか
もしそうならそこが最大にして最強の敵ですかね
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